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2007年12月27日 (木)

中国の忘年会

日本は今、忘年会のシーズン真っ只中、なのでしょうね。

私が日本にいた頃は、この季節になると、連日連夜の宴会続きで、夜の街を飲み歩いていましたので、懐かしく思う季節でもあります。

こちら、中国のかた田舎では年末のこの時期には忘年会をしません。

中国正月(春節)の前に忘年会というか、新年会を迎える会(以下 新年会)が行われます。

私が働く工場も毎年、新年会が開かれてます。

今回は、今年の2月に私が参加した、中国の新年会について報告します。

工員の皆さんも楽しみにしている新年会。

中国正月の休暇を前にして、皆さん心ウキウキの宴会なのです。

私のいる珠海は広東省ですが、中国の大きな地図でいえば、南の端、尻尾の先のような海に面した場所です。

そんな広東省の工場で働く人民の皆さんのほとんどが、地方からの出稼ぎの人たちです。

遠く離れた故郷に両親や家族を残して単身で出稼ぎに来ている若い人たちも沢山います。

彼らにとって、春節休暇は年に一度故郷に帰ることができる「ビッグ・ホリデー」と言うわけです。

そんな休暇の前に、1年間の労をねぎらっての大宴会、盛り上がらないわけはないですね。

前置きが長くなりました・・・

私が参加した新年会の報告です。

かた田舎唯一の(?)ホテルの宴会場を貸しきっての大宴会です。

社長以下、工場の皆さんは全員参加、さらに私たち工場に仕事を発注している会社の人も大勢集まっての無礼講です。

総勢200人ほどが、20個ほどの円卓に別れて座り、正面のステージで、最初に工場の社長の挨拶から始まって、やがて乾杯!の合図で全員立ち上がっての乾杯です。

工員の皆さんも、その子供たちや家族も一緒になって年に一度の楽しい宴会。

豪華な料理に舌鼓を打ちながら、私はいつものようにビールを呑みます。

ビール以外にも、ワイン、そして・・・中国と言えば「白酒」(パイチュー)です。

米や麦から作られた蒸留酒である白酒。

私の大好きな日本の焼酎のような酒ですが、その独特の香りと後味が、強烈に鼻腔を刺激して、かなりキツイ酒です。

中国人にとって(あくまで私の知る人たちですが・・・)宴席には白酒は欠かせない酒のようです。

我々が知る中国の酒と言えば「紹興酒」ですが、意外と一般的には飲まれていないようです。

やがて、宴が盛り上がり始めると、白酒を手に持って、工員たちが各テーブルを回り始めます。

もちろん私の席にもやって来て、白酒を小さなグラスに注いでくれます。

その後は、当然!そのテーブルに座っている全員揃って乾杯!です。

『一気に飲み干さなければ男じゃない!』

という雰囲気ですので、日本代表の私としても、負けていられません。

喉が焼けるような強烈な刺激と鼻に抜けるなんともいえない刺激臭・・・

むせ返る思いでその1杯を飲み干すと、続けて別の人がやって来ます。

「オレの酒を呑んでくれ!」

・・・断れる状況じゃありません。

2杯、3杯、4杯・・・・続けざまに白酒一気飲みを繰り返します。

私が立派な酔っ払いに仕上がるまでわずか30分。怒涛の乾杯攻撃です。

短時間であっという間に乾杯攻撃を終えると、それぞれ自分のテーブルに戻りはじめました。

そうなると今度は私から逆襲です。

白酒は辛いので、ワインを持って工員たちのテーブルを襲撃します。

何杯呑んだか覚えていないくらい呑みました。

     ・そこから先は私の記憶が時空の彼方に飛んでしまったので、この後の報告はできません・・・

来年は27日が中国の新年です。

次回こそ、これまでのリベンジを果たすべく、私よりも先に工員たちを飲み潰れさせてやろうと思います。

・・・・でもきっと返り討ちに遭うんでしょうねぇ・・・

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コメント

はじめまして 偶然このブログにたどり着きました。中国の面白さが伝わり毎回楽しみにしています。僕も中国に行くことがあれば このことを参考にいろいろ見て回りたいと思います。良いお年を!

投稿: tama | 2007年12月29日 (土) 07時57分

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