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2007年12月24日 (月)

三灶(さんぞう)のメリークリスマス

私の住む町もクリスマス・イヴです。

中国なので、派手なイベントやクリスマス・イルミネーションなどはありませんが、この町唯一の和食の店にも、「特別な日」を記念してか、地元の若いカップルや、グループ客で満席でした。

和食はたまに食べる贅沢・・・と言っておきながら、今夜も出掛けてしまったわけですね。

いつもなら、夕方から閉店まで客は我々(私と呑み友達の大先輩)だけ、というこのお店、ところが今夜は次々とひっきりなしに客足が途切れず、狭い店内は満席になったのでありました。

我々が陣取る座敷席は6人掛けで、いつものように2人でどっかりと座って呑んでいると、今夜は他のテーブル席も座敷も埋まってしまい、それでもまだ新しい客が現れて、普段は誰も座らないカウンター席にまで3人連れのグループが座る、という状況で、6人も座れる座敷を2人で占拠していると、なんだか肩身の狭い気分になったのでした。Photo

<かた田舎の和食店>

「中国人民のクリスマスは和食なんですかねぇ・・・(笑)」

そんな会話をしながら今夜も焼酎を呑み、おっさんだけのクリスマスイヴに店の小姐が勧める酒のつまみを楽しんでいると、店内の人民たちが注文する料理が目に入ります。

「みんな、何を食ってるんかな?」

気にしないと思いつつ、見ていると運ばれてゆく料理はやっぱり寿司や天ぷら。

思い返せばその昔、私が日本にいた時のクリスマスは、彼女や友達と贅沢な食事を食べに行ったもんです。日本人の我々が考える贅沢な食事とは、フレンチやイタリアン、と単純明快な思考回路で「外国の料理!」とイメージしてたわけですから、中国人民にとって、贅沢な食事とは、今、まさに世界中で人気の和食、というわけなのです。

この町で、和食がどれだけ贅沢なものなのか、こっちの皆さんが普段食べるメニューと和食で比較してみましょう。

<ラーメン1杯>

ローカル店 3元~5元(約45円~75円) ※手伸ばしの手打ち麺

和食店   30元(約450円) ※日本から仕入れた味噌ラーメン

<チャーハン>

ローカル店 5元(約75円)

和食店  20元(約300円)

<昼の定食>

ローカル店 6元から10元(約90円~150円) ※おかず1品のぶっかけ飯

和食店    40元(600円)  ※ご飯、味噌汁、日替わりのおかずに茶碗蒸し、果物

圧倒的に和食が高額・贅沢な食事で、和食の定食1人前でチャーハンなら8人前食えるわけです。

だからこの聖なる夜に・・・・なのかどうかはわかりませんが、彼女や大切な人と一緒に贅沢しましょう・・ということなのですね。

そんな分析をしながら今夜も焼酎の酔いがまわり、気がつけばまた我々だけが最後まで店に残っていたので、仕上げに、一足早い「年越しそば」を注文したのでした。

Photo_2

<天ぷらそば 30元(約450円)>

Photo_3

<こっちは味噌ラーメン 30元>

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コメント

遅ればせながらメリクリです。
24日はやはりミナミにくり出してしまいました。
いつモゴモゴみしてるけどいつもよりまして混雑でした。
写真を見る限り通な中国人たちがあつまってさわいでそうな店ですな。ラーメンの見た目がいかにも昔ながらのラーメンポクてグーです。

投稿: カズヤ野田 | 2007年12月25日 (火) 14時27分

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