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2008年1月 5日 (土)

出稼ぎ男の休日 ラオス編 その3

ビエンチャンの地元のラーメンですっかり満足した私たちは、しばし、町の散歩。

朝10時過ぎの町でしたが、行き交う車も少なく、歩いている地元の人に混じって、西洋人の観光客が目立つ程度です。

街角にはトゥクトゥク(オート3輪タクシー)が数台、手持ち無沙汰そうに客を待っています。

その中の1台に声をかけました。

今日の目的地はビエンチャンから東へ向かったところにある「ブッダ・パーク」

正式には「ワット・シェンクアン」という寺院なのですが、ちょっと変わった仏像が、屋外に無造作に置かれている仏像テーマパークのような施設です。

私は仏像に詳しいわけでもなく、趣味ではないのですが、数年前、ビエンチャンの対岸にあるタイのノーンカーイで、このブッダ・パークの姉妹寺院(?)を見学して、その無造作加減がすっかり気に入り、今回の旅の目的の一つになっていたのでした。

「ワット・シェンクアンまで・・・」

トゥクトゥクの運ちゃんに話しかけましたがやはり私の発音では通じないようです。

変わりにダオが言いましたが、やはりダメ。

今度は私が「ブッダ・パークまで」と言ってみるとようやく運ちゃんに通じました。

「いくらですか?」

先に値段交渉です。

「あそこは遠いからなぁ・・・180千、キープだね。」

「180?1000?」

運ちゃんの言ってる数字の意味がわかりませんでしたが、よく考えると理解できました。

「180,000キープ」なのです。

180,000の千の位以下を切って、18万の頭の「180」を強調して、残りの千の位と分けて付け足しているわけです。ラオスでは1000キープ以下の紙幣で買い物できるものというのはほとんどないため、だからだそうです。

18万キープか・・・昨日空港で両替したときのレートが、2000バーツが59万だったから、大まかに、キープを300で割ればバーツになるなぁ・・・・

慣れるまで本当に計算機を持ち歩かないといけないような思いでようやく、運ちゃんの言う金額を理解した私は、それほど高く吹っかけられていないと判断し、交渉成立。

(相場も距離も移動時間もわからないので判断しようもなかったですね)

私たちを乗せたトゥクトゥクは、けたたましいエンジン音を響かせて、市内から東に向けて走り出しましCimg0008た。

市内を抜けるとやがて舗装された道路が途切れ、赤土のでこぼこ道に変わりました。

右側にはメコン河、道の両側には民家や商店が連なります。

未舗装路は時折、車の轍で削られた大きな起伏が激しく、頼りなく揺れるトゥクトゥクも速度を上げることが出来ません。

Photo_3そのとき、突然エンジン停止・・・・

道端に止めて、運ちゃんは何処が壊れたのか修理にかかりました。

エンジン音が消え、走り去る車が行ってしまうと、あたりは静寂につつまれます。

空は快晴。メコンの流れも緩やかに、遠くで犬が鳴く声が聞こえるだけです。

時間に追われた旅ではないし、運ちゃんも何とかしようと修理しているし、あせることなく、私はしばし、そんな光景を眺めながら一服・・・

修理をしている運ちゃんに話を聞いてみました。

どうやら電気系のトラブルのようで、運転席の下にあるバッテリーとそのケーブルをつなぎ直しています。

「電気がこないなぁ・・・おっかしいなぁ・・・」

客を待たせて申し訳ない、という思いはもちろんあるのでしょうが、なんとも、のんびりした手つきで修理をしています。

30分後、ようやくエンジンが再始動。

再び赤土のでこぼこ道を、ブッダ・パークを目指して走りだしました。

するとまた!エンジン停止です!

<ええかげんにせんかい!>

再び静寂に包まれた道端で、修理が始まりました。

今日中に到着できるんかいな???

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