出稼ぎ男の休日 ラオス編 その5
出稼ぎ男のラオスの休日、もう一つの目的は、メコンに沈む夕日を眺めることでした。
思い起こせば7年前。
私がタイに住み始める前に、タイ国内をバスで旅しました。
その旅の途中、立ち寄った町がノーンカーイというメコン河の南、ラオスの対岸の町でした。
安ホテルに投宿したあと、日が暮れる前にメコンの川べりに出掛けました。
やがて日が暮れ始め、真っ赤な夕日がメコンの向こう側に沈んでいく様子を眺めならが、対岸のラオスという国に思いを馳せていたのでした。
いつかはラオスで同じ夕日を見てみたい。
その思いが今回のラオス行きの動機になったのでした。
ブッダ・パークを後にした私たちは、ビエンチャン市内の数少ない名所を巡り、日が暮れる前に、メコンの川べりに向かいました。
川べりの土手にはたくさんの屋台が軒を連ねています。
土手の上の屋台で料理を作り、客は川べりに張り出すように作られた座敷=京都の鴨川の川床、のような気持ちの良い野外の座敷で食事をする仕組みです。
なにわともあれ、ラオスのビール「ビア・ラオ」です。
写真のビール瓶は、ラベルが剥がれてしまってますね、本当はこんなラベルのついた瓶です。
ビエンチャンの町中どこにでも置いてあるビア・ラオ。これ以外の銘柄と言えば、カールスバーグかハイネケンを見かけましたが、せっかくなのでビア・ラオですね。
スッキリとしたノド越しで、苦味は弱め。
タイと同じく、屋台ではグラスに氷を入れて呑みます。
ビールに氷、という取り合わせも、私にはすっかり当たり前のことになっているので問題ありません。
タイでもお馴染みのガイ・ヤーン(焼き鳥)にソムタム(パパイヤのピリ辛サラダ)、をつまみにビールが旨いのなんの・・・・・
いやはや、本当に申し訳ないくらい、いい気分です。
他のテーブルには西洋人や日本人の姿も見えます。
河の水量が少ない季節なのか、広い川原が広がっていて、その周りで夕日を眺めたり撮影している人たちもいました。
河の流れも緩やかに、徐々に沈み行く夕日の色に染まっていきます。
やがて夕日は西の地平線に近づき、真っ赤に空を染めながら沈もうとしています。
この瞬間と出会うために、ここまで来たんだ、という満足感と、ビア・ラオの酔いも心地よく、まさに、夢心地の気分で、夕日を眺めていたのでした。
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