中国かた田舎のハンバーガー
中国かた田舎の食べ物ネタ、今回はハンバーガーを紹介します。
中国にもマクドナルドやケンタッキーなどのファストフード店がありますが、私の出稼ぎ先の町にはそんなシャレた店はありません。
今日の昼メシはこの町に昨年11月にオープンしたばかりのファストフードに出かけてみました。
「楽高楽」というハンバーガー店です。
小さな間口の店ですが、入り口の右側にはカウンターがあり、そろいの制服を着た小姐が2人。
「歓迎光臨」<いらっしゃいませー>と明るく出迎えてくれます。
メニューは全て漢字です。
でも、マックのように大きな写真付きのメニューが掲げられているので、食べたいものを指差して注文できます。
値段を見てみると
麦香鶏堡 フライドチキン・バーガー 7元(約105円)
牛肉堡 ビーフ・バーガー 5元(約75円)
板焼腿堡 照り焼きチキン・バーガー 7元(約105円)
麦香魚堡 フィッシュ・バーガー 6元(約90円)
卡通鶏快 チキン・ナゲット 4元(約60円)
薯条(大/小) フライドポテト(大/小) 5元/3元(約75円/45円)
・・・・こんな感じです。<日本語の表記は私が勝手につけましたので間違ってたらゴメンなさい>
それなりに充実したメニューを眺めつつ、今日は「板焼腿堡」と「牛肉堡」と「百事可楽」(ペプシ)を注文しました。
店の小姐がやたらと勧める「滋味鶏」 鶏のカラアゲ(5元)もサイドメニューにつけちゃいました。
待つこと5分。出来上がったハンバーガーの包みを開けてみましょう。
レンジでチン!したかのごとく、パンはしわしわになっていて、包装紙のしわまで綺麗に再現しています。
まずは「牛肉堡」、いってみましょう。
中身を見ると・・・・
牛肉らしきパテ、とても薄くてなぜか、真ん中がヘコンでいます。
紙ふぶきのかけらのようなレタスには、マヨネーズがまぶしてあります。
パンの裏側は、マーガリンでしょうか、べったりとしみ込んでいますね。
ピクルスやケチャップなどは見あたらず、以上の構成でコレ1個を食え、ということのようです。
ガブリと一口・・・・
パンに塗ったマーガリンが甘くて脂っこく、牛肉のパテは
「ビーフ10%+その他90%」
かすかに牛肉っぽい味がしますが、食感は
「つみれ」か「肉団子」のようです
香辛料などの味はなく、肉のかすかな塩気とマヨネーズだけの味しかしません。
しわしわのパンとあいまって、
「そこはかとなく、マズい」
としか言えないシロモノでした。
もう一つ「板焼腿堡」いってみましょう。
こっちのパンも同じく、マーガリンの味が強いのですが、具の鶏肉はしっかりと照り焼きっぽい味がついていて、パンの味は気になりません。
甘辛のタレもまぁまぁでしょう。でもやっぱりマヨネーズが余計な気がします。
サイドメニューの「滋味鶏」、一口サイズのカラアゲのようなので、パクリと一口で・・・
ガリ!っと奥歯に何か硬いものがぶつかりました、どうやら鶏の小骨のようです。
一口サイズなんやから、小骨くらい処理しとかんかい!
5個入り5元のカラアゲは、そのうち3個に骨が入っていました・・・トホホ
なんとも悲しくなる昼メシでしたが、かた田舎生活では貴重な店ですので、今後、少しずつでも改良されて、本物のハンバーガーに近づいてくれることを願うばかりです。
その前に店がつぶれるかもなぁ・・・・
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コメント
いかにも微妙そうなハンバーガーたちに混じってなぜか焼き鳥がひっそりとあるのがいい感じです。
マクドのバイトねーちゃんバリに「やきとりも2〜3本いかがですか〜?」とスマイルしてもらいたいものです。
投稿: カズヤ野田 | 2008年1月11日 (金) 10時29分
はじめて見ました。面白いなあ。元気にしてますか。飲み屋の特集を待ってます!
投稿: 石田 睦 | 2008年1月11日 (金) 15時28分