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2008年2月15日 (金)

ソムタム!

思いついた時、不定期にお伝えするタイの話。

バンコクを離れて中国に住んでいるとタイのことが恋しく思えてきます。

特に寒い冬が続くかた田舎生活では、刺激的で美味しいタイ料理が食べたくなるのです。

その中でも特に好きなのがソムタムです。

日本語で言うと「青いパパイヤのサラダ」

日本にあるタイ料理レストランでも一般的になっていますね。

タイに帰るたびに必ずソムタムを食べています。

タイで食べるソムタムは美味いですよぉ・・・

という話は色んなところで紹介されていますが、私が好きなのは屋台買って食べる、「ソムタム・プラーラー」ですねぇ・・・

日本で一般的なソムタムは「ソムタム・タイ」と言って、ピーナッツと干し海老が入って甘酸っぱくて辛い味付けです。

私が初めてタイで食べたソムタムもこれでした。

「大根のなます」のような第一印象でした。

最初はあまり馴染めなかったソムタム。

すっぱさと辛さで舌がヒリヒリするのですが、やがて病み付きになる奥深い味に魅せられて、気がつけばソムタムでビールを呑む、という状態になってしまいました。

Cimg0144

この写真のソムタムは「ソムタム・プー・プラーラー」と言って、塩漬けにした蟹と、強烈な匂いとコクを引き出す「プラーラー」という『魚の醗酵した汁』で味付けされています。

「プラーラー」は見た目はドロ水のような、にごった茶色で、その作り方も独特です。

というか、いたって簡単。

大きな瓶に塩と川魚を放り込んで放置するだけです。

やがて醗酵して独自の臭みと旨味がでてくるそうで、醗酵と腐敗の境目くらいが美味いとのこと・・・

日本の「クサヤ」や「なれ寿司」にも似た発想ですかね。

もともとソムタムはタイの東北料理でしたが、今やタイの国民食といえるほど日常的に食べられている料理です。

私も気がつけばこの「プラーラー」入りじゃないと美味しくない、という体になってしまいました。

もち米を蒸した「カオニャオ」を指でつまんで、ソムタムの汁とパパイヤを米と一緒につまんで食べます。

辛くてしょっぱくて舌がヒリヒリですが、もち米と一緒に食べるとその味わいも一味変わる気がします。

屋台で買うと20バーツ(約60円)程度のソムタム。

塩漬けの蟹を入れるかどうかはその日の気分ですが、蟹を入れるとまた味が濃くなって美味いんですね。

私はいつもバンコクのアパートの前の屋台で買うのですが、注文する時、なじみの屋台のおばちゃんに辛さを調整してもらいます。

辛さの基準がタイっぽく、「唐辛子を何本いれるか?」という注文方式です。

私がソムタムを注文する場合、唐辛子は5本から7本ということにしています。

タイ人の標準的な辛さでしょうかね。

「ソムタム調理専用壷」に店のおばちゃんが唐辛子とにんにくを投入し、すりこ木でつぶし、細長く切った青いパパイヤを無造作に放り込みます。

マナウ(ライム)を絞りいれ、ナムプラー(魚醤)と砂糖少々、味の素も投入。

すりこ木でつぶしながら混ぜ合わせ、プラーラーを投入します。

おばちゃんは慣れた手つきでこれらの調理をこなしつつ、味見して味の調整をしてくれるのです。

プチ・トマトをナイフで半分くらいに切って、いんげんを生のまま手でちぎって放り込み、混ぜ合わせて味がなじめば出来上がり・・・

衛生的に問題があると報道されたこともありますが、私は今のところソムタムで腹を壊したことがないので、気にしてません。

Photo ちなみにコチラの写真は先月ラオスで食べたソムタムです。

「辛くしてね!」

調子に乗って注文したら、ホントに辛くて、一口食べただけで汗が吹き出てきて、舌はしびれてレロレロになり、しばらくナニを食べても味がわからないような状態でした。

辛くて美味いソムタム。

地方や店によってその味も微妙に違うようですので、美味しいソムタム探求の道はまだまだ続きそうです。

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