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2008年2月27日 (水)

多国籍な会社の不思議なコミュニケーション

私が契約している会社はマカオにあり、本社はタイにあるグループ会社です。

タイの本社は東南アジア一帯のグループ会社の総元締めで、欧米とアメリカにも関連会社があります。

ややこしい話ですが、私が勤務するのはマカオの会社の中国珠海事務所です。

私には4人の中国人スタッフがいるのですが、会社と工場には色んな国の人が一緒に働いています。

おかげで多国籍な会社ならではの不思議な問題があるのです・・・

ちなみに、私は大阪生まれの関西人で、関西弁以外の言語能力はと言うと、

英語は中学、高校で習いましたが駅前留学もしていないので、カタコトです。

タイ語の日常会話は問題なく、タイの映画やドラマを字幕スーパーなしで6割くらい理解できますが、タイ語の読み書きは幼稚園児以下です。

以前はタイにいてタイの本社のスタッフと仕事をしていたので、タイ語が役に立ちましたが、今はほとんど必要ありません。

中国語は出稼ぎ生活3年目にして、ようやく相手の言っていることが3割くらい理解できるような気がする今日この頃。

広東語は全くわかりません。

と言う私が、中国珠海の事務所と、かた田舎の工場で多国籍な人たちと一緒に仕事をしているわけです。

では、私が一緒に働く人たちの国籍を挙げてみましょう。

日本人、イギリス人、アメリカ人、香港人、マカオ人、中国人、フィリピン人。

それぞれの母国語だけでも、日本語、イギリス英語、アメリカ英語、広東語、中国語(北京語)、タガログ語。

これらの人が集まって会議をするとなると大変です。

基本的に英語をしゃべることが出来る人が一番多いのですが、日系の会社なのに、

日本人が一番英語がヘタなのです

会議の主導権を取るのは、日本語しかしゃべれない日本人の場合が多く、そうなると、日本語を中国語に訳す通訳がいて、中国語に訳された言葉を英語に訳す通訳が必要になるのです。

たとえば、

「今から会議を始めましょう」→「從現在開始做會議」→「Let's start meeting」

こんな感じで、3段階の言葉が飛び交って、ややこしくてしかたありません。

会議は長引き、やがて英語が少しわかる中国人のスタッフが、自分の意見を英語で話し始めます。

ところが中国人が話す英語では話が通じず、さらに混迷を深めていくのです。

通訳は日本語⇔中国語、中国語⇔英語、ともに中国人です。

通訳が理解できない専門的な話になると、お互いが知ってる単語を並べて色んな言葉を取り混ぜて話し始めるので、大混乱になってしまいます。

私も知ってる中国語の単語を交えて英語で意見を言ったりしますが、自分でもわけがわからなくなってしまうこともしばしば・・・

さらに会議は長引き、紛糾するのですが、やがてそれぞれが理解し、なんとなく全員納得して会議は終了します。

ホンマにみんな理解したのか?

私の不安はいつも的中して、それぞれが独創的に内容を理解して、好き勝手に仕事を進めて新たな問題が発生し、またその問題を議題に会議を開く、という悪循環の繰り返しなのです・・・

なんだかコントをやっているような毎日ですね。

おかげで私は英語を話す相手には英語で話しかけ、私が知らない英単語で会話が詰まると、工場共通の中国語単語を交えて話を続けることが出来るようになりました。

それでも私の伝えたい意思は伝わるから不思議ですね。

腹が立って怒鳴りたい気分になるときもありますが、そういう時は

ハッキリと日本語で不満をいいます

そうすると、私自身もスッキリしますし、言われた相手は日本語なので私が相手を罵倒していてもその意味がわからず、

なんとなく、私が怒っている

ということだけが伝わって、お互い次のステップに進むことが出来るのです。

下品なアメリカ人が、「F▲※K!」という言葉を連呼するようなものでしょうかね。

これでいいのか悪いのか、不思議なコミュニケーションをとりながら、えらいこっちゃの毎日は今日も続いているのでした。

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