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2008年4月30日 (水)

タイ はじめて訪れた時

私にとって初めての海外がタイでした。

97年の4月、かれこれ10年以上前になるのです。

それまでパスポートすら持っていなかった私が、海外で仕事するなど夢にも思わない出来事でした。

入国したときの不安な気持ち。

一生忘れることのないような、記念すべき、初海外の夜でした・・・・

会社の出張ですから通常なら先輩や上司と一緒にタイまで行くはずなのですが、私が勤めていた会社はタイへの出張は日常茶飯事なので、誰も私の引率のことを考えてくれませんでした。

飛行機のチケットを手渡された私は、上司に呼ばれて出張の注意事項などを聞かされました。

「バンコクの空港に着いたらとにかく出口の方に向かって、左側へ出るんだ。

その先に天井からぶら下がってる大きな<Panasonic>のモニターテレビがあるから、その下に君を迎えに来てる○▲っていう現地のGMがいるから・・・

あれ?君は○▲って会ったことなかったけ?・・・背が高くてメガネかけてて、ヒゲがもじゃもじゃってしてるからすぐわかるよ・・・

なんかあったら困るから、とりあえずコレ、10バーツ硬貨だから、コレで電話かけたらいいよ・・・」

<ホンマに大丈夫なんか???>

ものすごく不安なまま、私は1人でバンコクへ飛び立ちました。

タイ航空の機内でも、不安な気持ちのまま周りの乗客の様子を伺いつつ、ビールを呑みましたが、緊張のせいか、酔いません。

<ちゃんと迎えに来てくれるんだろうか・・・>

言葉のわからない外国で、出迎えの人に会うことができず、あわてる自分・・

挙動不審→職務質問→連行→監禁→日本大使館→強制帰国・・・・

今思えば、なんでもない話なのですが、当時の私は、本気でそんなことを考えていましたw

幸い、定刻どおりに到着。

イミグレーションも問題なく通り抜け、私の真新しいパスポートに初めて外国のスタンプが押されました。

<左側・・・左側・・・パナソニック・・・・>

不安な気持ちで一杯だった私の目の前に大きなモニターテレビ。

<ここだ!>

でも、私を迎えに来てくれているはずの○▲さんらしき人が見つかりません。

大勢の出迎えの人たちが出口に殺到しており、歩く私に向かって

「タクシー?リムジン・タクシーデスカ?」

という客引きに囲まれて、人垣の中から出られなくなってしまいました。

<さ、最悪かも???>

連行→監禁という私の不安な連想に続いて、悪質ドライバー→強盗→無一文・・・・・

そんな不安な連想が頭をよぎり、泣きたい気分になりつつも、必死で迎えの人を探していました。

すると、人垣の中に私の名前を書いた大きな紙をもったでかい日本人の姿が見えました。

「○▲さんですか?」

ようやく出会えたのです。

「お疲れ様です。タイは初めてですか?夜も遅いですから、とにかく宿舎に向かいましょう」

ヤレヤレです。

深夜の高速道路を走るタクシーの座席から、初めて眺めたタイの景色。

<思ったよりも大都会だなぁ・・・・>

・・・やがてタクシーは会社兼宿舎である一軒家に到着したのでした。

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