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2008年5月23日 (金)

マカオのタクシーで

仕事の打ち合わせでマカオに行ってきました。

私はめったにマカオに行かないので詳しい地理もわかりません。

有名な観光名所といくつかのカジノの場所を知っている程度。

カジノの送迎バスは知っていますが、時間がないときはタクシーなのです。

でも、マカオのタクシーの運ちゃんって、英語を理解する人が少ないですねぇ・・・

その日、朝からマカオで打ち合わせの予定があった私は、かた田舎から会社の車で珠海の湾仔(わんざい)の国境イミグレーションまで送ってもらい、12元のフェリーチケットを買い、マカオへ渡る船に乗り込むことにしました。

対岸はマカオ。

わずか50メートルほどの対岸へ渡るだけなのですが、広東語の世界に一変するのです。

マカオ側にも私の迎えの車が来ているので、楽勝で鼻歌交じりにわずか3分の船の旅を楽しもうとか思っていたら、私の携帯が鳴りました。

「迎えの車の都合がつかなかったので、自力で来て下さい・・・」

よくある話なので、あわててもしょうがないです。

マカオも漢字が通じるので、タクシーの運ちゃんに、私が向かう事務所があるビルの名前が書いてある自分の名刺を見せれば無問題(もぉまんたい)・・・

いつものように私はお気楽に、わずかに知っている広東語をつぶやきつつ、マカオに入境。

<さてさて、タクシー・・・・>

バッチシのタイミングで空車のタクシーがやってきました。

私は後部座席に乗り込み、持っていた名刺を運ちゃんに見せて、

「ここ!ここ」

なぜか日本語しか出ませんでしたが、その時点で運ちゃんに私が広東人じゃないってことのアピールにはなっているな、と気楽に構えていると、運ちゃんが、売れないアメリカのコメディアンのように、両手を広げて手のひらを上に向けて上下させています・・・

「ノォー・・イングリッシュー・・・ノー」

<なんで??>

つき返された名刺を見ると、以前は書いてあった住所の漢字表記が消えています・・・

<アイヤー・・・・・そう言えば去年名刺が新しくなったとき、マカオ事務所の住所は裏側の英語だけになってたんや・・・>

私が乗り込んだタクシーは路上から路肩に移動。

「●※▲%#??」

<広東語で言われてもわからん!っちゅーねん・・・>

会社に電話しよう!

当たり前の対処作戦がようやく私の頭に思い浮かび、携帯電話をとりだすと、マカオではつながらない中国の携帯の電波が届いていました。

そりゃ川一本渡っただけだから、電波も届くわな・・・

冷静に考えたらなんでもないことが、妙に嬉しくなり、いそいそとマカオの事務所に電話。

広東語が話せる人に会社の住所を伝えてもらい、一安心。

ヤレヤレです・・・

でも運ちゃんはなかなか車を出しません。

ポケットからボールペンを取り出して、私の名刺になにやら書き込んでいます。

「$■※%●」

ナニを言ってるのかわかりませんでしたが、意味はわかりました。

運ちゃんは私の名刺の裏側に、会社の住所を漢字で書いてくれて、

「今度からコレを見せたら誰でもわかるから」

と言ってくれたのでした。

やっぱりマカオの人は優しいなぁ・・

コレが中国だったら、乗車拒否されるか、遠回りしてボラれるか、違う場所に連れて行かれるのがオチですからね、ホンマに。

今度マカオに行くときは、自分の行きたい場所の名前や住所を漢字で書いて用意しておかないといけませんね。

初めてこっちに来た頃はそうしていたのですが、慣れてしまうといい加減になってしまうんだなぁ・・・と思った出来事でした。

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コメント

蓮花花です。
MacauではTaxiには乗った事、ありませんが、
アジアではTaxiに乗る時、行き先の名刺を、
見せるのが一番手っ取り早いですよねえ。
アジアを飛び回って生活をしていますと、
Fukkiさんの言うように何か気が緩むと
いいますか、
慣れてきて、恐ろしい事が起こりますよねえ。
私もAir搭乗での際、Eチケットの
プリントアウトのコピーを、ざ~っと一度だけ
目を通しただけで、出発時間をうろ覚えで、
空港の飛行機会社の服務台へ行った時、
「もう、飛行機は離陸しました。」と
いわれました。 なんと、私が覚えていたのは、
Arrive Time でした。
一晩、その空港のロビーで過ごしました。

投稿: 蓮花花 | 2008年5月23日 (金) 14時14分

蓮花花さん
いつもありがとうございます。
海外生活が長くなると、ふとしたことに気が緩んでしまうことってありますね。
その国の中では自分は外国人なんだってこと忘れがちな毎日ですが、こんな出来事であらためて自分の緩んだ気分を引き締めてもらっているんだなと思う今日この頃でもあります。

投稿: fukki | 2008年5月24日 (土) 09時11分

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