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2008年5月29日 (木)

バンコクの検問に停められる

バンコクの工場で働いていたとき、私は無免許で車を運転して通勤していました。

日本の免許は持っていましたが、国際免許を取ってこなかったのと、タイの免許に切り替えるヒマがなく、なんとなくそのまま運転するハメになってしまい、

「まぁ、事故さえ起こさなければ大丈夫だろう・・・」

楽天的に考えていたある日、私は運転中に検問に停められてしまいました・・・

バンコクから車で2時間ほどのところにある工場まで、会社で借りたレンタカーで通勤していたその頃。

もちろん社用車はあったのですが、私を含めた日本人スタッフは、工場近くのかた田舎の小さな町で合宿生活を強いられていたのでした。

その理由は、工場の生産が間に合わず、客先から矢のように追い立てられて、毎日2時間もかけて工場まで通勤する時間も取れないほど忙しい毎日だったわけですね・・・

月曜日から土曜日まで、工場近くの安ホテルに泊まりこんでの合宿生活。

安ホテルから工場までは車で15分ほどの田舎道なので、問題なかったのですが、とある週末、仕事を終えてようやく大都会バンコクに戻れる、という浮ついた気分で、私たちはいつもの道を走り始めたのでした。

その時、いつもの田舎道の交差点で渋滞に引っかかりました。

「まったく・・・とっととバンコクに帰らせてくれよなぁ・・・」

そんな悪態をつきつつ、少しずつ車が前に進むと、警官が数人とパトカーが2台。

「ヤバっ!検問やんか!」

引き返すわけにも行かず、ってか、そんなところで引き返すほうが怪しまれてしまうので、

「ま、なんとかなるやろ」

と思いつつ、1台ずつ検問を行っている様子を眺めていました。

そうして私たちの番がやってきました。

運転席のウィンドーをゆっくりと下ろしつつ、ニコヤカな笑顔で私は検問の警官に向かって顔を出しました。

「なにかありましたか?」

私はわざと日本語で話しかけました。

車内には私のほかに日本人が2人。

一瞬顔が引きつった警官は

「えっと・・・あの・・・」

何か言おうとするのですが、日本人に対しての言葉が出てこない様子・・・

私はタイの免許証をもっていないので、この際、日本の免許証を取り出してとぼけるつもりでした。

ズボンのポケットから日本の免許証をだそうとした、そのとき

「お・・・OK・・マイ・ミー・アライ・・パイ・ルーイ」<なんでもありません・・行って・・・>

警官が言った言葉はすぐに理解できましたが、わからないフリをしていたら、その警官は右手で<シッシ!>行け!の合図です。

「サンキュー!」

再び最高の笑顔を警官に送り、何事もなく私たちの車は検問を通過したのでした。

「なんや・・・せっかく日本の免許証を見せてやろうと思ったのに・・」

と言いつつも、内心ホッとしたのは言うまでもありません。

おそらく、地元のタイ人を対象に、免許証の確認か何かの検問だったのでしょう。

田舎では珍しい外国人(=日本人)に対して、英語を話せない警官は面食らってしまい私の免許証の確認もしないまま、面倒になって検問を通過させてくれたのでしょうね。

その後もしばらく私の無免許運転は続いたのですが、事故も検問もなく、なんとか無事にその仕事を終えたのでした。

今思えば、ただ単に運が良かっただけかもしれませんね。

皆さんは決してマネしないでください・・・当たり前か。

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